注文住宅に関する疑問はここで解決！
注文住宅を建てる際に発生する費用は、大きく分けて4つあります。
1つ目は土地購入費です。
注文住宅を建てる土地を購入するためには、土地の代金や不動産会社に対する仲介手数料、登記にかかる登録免許税などの費用が必要になります。
また、土地を所有する場合には固定資産税や都市計画税といった税金も課されます。
2つ目は、建物そのものを建築するための費用である建物工事費です。
土地購入費を除いた家づくりで発生する費用の中で、建物工事費が全体の7割以上を占めています。
具体的には、基礎工事や内外装工事にかかる費用などが挙げられます。
なお、庭や駐車場のような建物以外の工事の費用は含まれていません。
3つ目は、建物以外の工事に必要な費用を指す付帯工事費です。
外構工事の費用のほか、地盤調査費や地盤改良工事費などが発生することもあります。
4つ目は、建築工事以外で発生する諸費用です。
家具家電の購入費や引っ越し代などが必要になります。
注文住宅を検討する場合には、一般的には頭金が必要だと言われています。
とはいえどれくらいの金額があれば安心なのかなどの疑問も多く見られます。
頭金の設定の仕方は様々ですが、どの程度用意できるのかにより住宅ローンの組み方も大きく異なります。
地域によっても異なりますが、平均的には20%前後を準備しておくと良いとされています。
土地と建物の相場を4,500万円とした場合には、用意するべきは2割と考えると900万円ほどが相場です。
実際には経済状況や依頼先、住宅ローンとの兼ね合いなどで大きく変わってきますが、これらを水準として計画を立ててみると良いでしょう。
実際には自分自身の状況にあった金額を算出する必要がありますが、毎月の住宅ローンの返済額から決める、借入金額や注文住宅の価格を検討する、そして必要になる金額を算出していきます。
資金を準備できないという場合には、資金計画の立て直しや借入金額の見直し、もしくは注文住宅自体の調整なども必要になります。
